【評価/感想】ORANGE BLOOD
「ラッキーでクレバーな者が勝つ→Yazawaが勝つ」
(公式紹介文を翻訳しました)
eshop/2000円 steam/1999円
雰囲気全振りトレハンRPG
60点/100点
ニュー・コザの雰囲気を表現することに全力が注がれたゲームです
ボス戦はまあまあ楽しいですが 他の要素は辛いです
それでもクリアまでプレイしてたら愛着が湧いてきて結構好きなゲームになりました
点数は客観的につけるので60点ですが
(ついでに言うと2020/10/24現在switch版だとバグも多い)
見づらい
①ニューコザの街並み
→猥雑さを表現したいのは分かるがミニマップがないとまともに歩けない というかミニマップしか見てない
画面の色調をイジれるが可視性重視しかあり得ないくらい見づらい
(カッコいいんですけどね……)
②ガクガク
ゲーム内の全ての動作がガクガクモッサリしているので装備の付け外しがかなり苦痛
その上視線の動かし方にずっと戸惑いをおぼえてしまいました
(動画を見るとPC版はマシな気がします)
③フォント
→武器などを集めるのが醍醐味なのに
それらの名前が全て荒い英字フォントなのでどれがどれやら分からないです
(その内なんとなく分からないでもなくなる)
せめて日本語なら……
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Yazawa強すぎ
防御無視全体必中スキルが強すぎる
雑魚専かと思いきやラスボスまで沈めてくれた
恐らくクリア後ステージも同様
Yazawaに攻撃力と俊敏を盛れば全てが解決する
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ボス戦は楽しい
Yazawa全振りさえ考えなければボス戦は楽しめます
新たなボスに挑むための新たな装備をキャラに振り分けていくのは
正しくハクスラとしての楽しみを備えていますし
敵HPよりもこちらのATKの方がインフレしがちなバランスのため
どんな種であれ強武器があればボスを溶かせるのも武器掘りの強制度が低くて良いです
(クリティカルでボスの体力を半分以上消し飛ばす通常攻撃)
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中身はそこまで悪くないが 見た目と手触りが最悪なゲーム
というような印象を受けました
ダンジョン内は可視性とグラフィックの感じがちょうど良いのに
街並を(おそらく)気合を入れて作ったせいで
逆に街並みを見る気が失せるというミスが今作を象徴しているように思います
あと戦闘のたびにMachikoのスキル演出が挟まるのはどうにかならなかったのか
忍耐力があり ハクスラが好きな方ならいくつかの山を乗り越えた後にorange bloodを好きになれるでしょう
(作者様のTwitterを見ると次回作はACTのようです
今作から見える好みなどからしてRPGよりもACTの方が適切であると感じます
次回作での大きな飛躍を期待、予想しています)