コッペンのゲーム備忘録(主にswitch)

多分ゲームのレビューや感想をボロボロと垂れ流します

【評価/感想】片道勇者プラス

「日本国内で20万ダウンロードを越えたフリーゲームの名作として名高い強制横スクロールローグライクRPG『片道勇者』がパワーアップして登場。
ショートカット機能、加速機能、自動振り向き機能、敵発見時の一時停止機能などが搭載され大幅に遊びやすく、そして大規模なバランス調整を行い、「より判断力が求められる」ローグライクへ進化しました。」

(steamの宣伝文句)

 

eshop/1500円 steam/1000円

85点

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箱庭えくすぷろーらに続きplayismの名作フリゲ移植企画!(?)の感想です

昔よく遊んだのですぐDLしましたよね

 

 

遊びやすくて面白いローグライク

自分が注目したいのはローグの文法を守りつつ丁寧に簡易化している点です

 

近年はどこがローグやねん! と言いたくなるローグライク・ライトが多いですね

そんな中 今作は武器の鑑定 減っていくお腹 などとローグライクとしての定義をかなり満たしています

「不思議の〜」シリーズの文法とはまた違うのも嬉しい点です

 

以下に自分が気付いた丁寧で親切な改変点を挙げていきます

鑑定

鑑定が必要なアイテムを武器に絞ったこと 未鑑定の巻物ポーションが実質使えないことによるストレスがないf:id:koppenn:20200705100135j:image

マップ

広々としているので軽快に歩ける

しかも敵が多数の時は囲まれ易いというメリハリも演出できている

ローグライクとは思えない爽快なマップ)

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評価システム

プレイ後のスコア評価(ローグにはあるんですが最近は見ないですね)が多岐に及ぶ

おかげで色んな方法でスコア狙いをしたり 到達距離に挑戦したりと遊び方の幅が広がっている

 

 

他にもありますし自分が気付いてない点もあるでしょう

とにかく言えるのは楽しくプレイできるということです

 

弱い導線の是非

ローグライクでは当然と言えますがプレイ意欲を煽ることがあまりありません

育成要素が薄い ストーリーの比重も軽い 気に入らなかった人はすぐプレイを辞めてしまうでしょう

 

しかしこれは長く愛される作品にはよく見られる点でもあります

ゲームそのものを気に入った人間にストーリーなど不要なのです

逆に邪魔です

遊びたいから遊ぶ そういう段階に入ればこういうシンプルさが最高でしょう

 

(ストーリーが薄いと書きましたがない訳ではありません 仲間との冒険は楽しめます)
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伝統を正しく継ぎながらオリジナリティを盛り込んだことで

ハードルを低く 天井を高く作り込んだゲームであると思います

 

プラスではない無印版はPCのフリゲとして配布中なので

そちらを遊んでシステムが気に入ったら買えはいいと思います

様々な改修でめちゃくちゃ遊びやすくなっているので気に入ったなら絶対に買うべきです

 

 

昔遊びまくった奴は買え(強制)