コッペンのゲーム備忘録(主にswitch)

多分ゲームのレビューや感想をボロボロと垂れ流します

【評価/感想】Everything

「YOU ARE EVERYTHING」

これはもうゲームではなく体験

 

eshop/1480円 steam/1480円

80点/100点(点をつけるべきか悩みましたが一応つけました)


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ジャンルとしてはシミュレーションに該当するのでしょうが

そうとも言い切らせない不思議な雰囲気を持った作品でした

 

ゲームとしては公式の紹介文を読めば分かります

画像も見てなんとなく理解してください まだ自分にもよく分かりません


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特徴

この作品を他のシミュレーターと差別化している目に見えやすい要素は「語り」です

全てのものがランダムに語りかけてきます(語っているのも自分なのでしょうか?)

大抵は含蓄のある言葉をぶん投げて来ます


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中でも特殊なのがこの虹色のマークが出ている場合の「語り」です


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この場合は英語の音声が流れながらeverythingの講義または説法としか言えないものを我々に吹き込んでくれます


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ゲーム内容には関係ありません

everythingに息づく理念または思想をオッサンが説明してくれます

結構な数に分割されていますがかなり長いです

 

(分かってたんですね)
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ここからちょっと細かい話をします 繊細な作品なので

 

everythingのキモはプレイ中に生まれる、全ての事物との一体感なのだと思います

見上げれば飛行機が空を飛び、足元に目を凝らせば虫が蠢く

では更にその上は? その下は?

視界=我々の想像力 に映り込む全ての物は私が呼びかければ応え、私と共に踊ります

この根源的な営みを通じて我々は他者と自己の関係性を再確認し
シームレスに変化増殖し続ける自己に他者の像が重なることで孤立と群体の違いを破壊します

そして

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からの
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って訳です 分かりやすいですね

 

 

 

以上の文を読んで少しでも「どういう意味なんだ……?」と考えたならeverythingをやってもいいです

ストレートに「死ね」と思ったならやらない方がいいです

 

 

 

ゲームのインタラクティブ性を活用した 世界で唯一の作品になっていることは確かです

ここまで読んでまだ気になっている人はきっと素質があります

買いましょう