【評価/感想】不思議の幻想郷 ロータスラビリンス
「新シリーズ最新作は超☆パーティー戦闘へ進化する!」(公式ホームページより)
60点/100点
通常版:6400円
ダウンロード版:5800円
初回生産限定版:9200円
ふし幻シリーズと言えば前作TODRはローグライクとして非常に好評でしたが(既プレイ)
今作ロータスラビリンス(以下LL)は散々な評価を受けてしまいました
しかし価格は下がったままで数度のアップデートがありましたので
今のLLを試してみるか! 安いし ということでプレイしてみました(3500円で買えたよ)
プレイして感じたのは大人数によるワチャワチャ感と大味さ、そして謎のSRPG感です
まずマップ全体に広がった20体近い味方NPCが一斉に行動しまくっているのにも関わらず、ダッシュしてもなかなか処理落ちしないのは素晴らしいです
そこそこの処理落ちは覚悟していたのでこれはかなり嬉しい点でした
仲間全体への命令を「探索しろ」にしているとマップのそこらじゅうを歩き回る東方キャラを見ているのはそこそこ楽しいです
モンスターハウスに入ると多数の味方vs多数の敵の戦闘が始まり
だんだんと削られてゆく味方&敵を見ているのは戦争めいた面白みがあります
しかしこれだけの味方が自律行動すると大味になるのは避けられません
新しい階に入り、マップじゅうに散らばる敵をなぎ倒しながら探索する姿は
大型重機で轢き殺す という形容がふさわしいでしょう
ローグライク……?
他にも、AIが妙に攻撃的、UIの改悪、ボリューム不足(改善されるかも)等の問題があります
逆に改善された点としては前作で見るに耐えなかったストーリーが普通に楽しめるようになり
正直ちょっと複雑でwikiとにらめっこ必須だった装備合成要素がなくなりました(好きだった人もいるでしょうが)
総評としてはローグライクとしては微妙ですがキャラゲーとしての楽しみはあるように思います
アップデートで古井戸以外にも素潜りで楽しめるダンジョンが増えれば十分遊ぶ価値は出るのではないでしょうか
安く買えますし
現状ではTODRを楽しんだ人がファンディスクとして買うのがいいのではないかと思います
まあまだ2部全部クリアはしてないので新たな楽しさが出てくると嬉しいです