コッペンのゲーム備忘録(主にswitch)

多分ゲームのレビューや感想をボロボロと垂れ流します

【評価/感想】Curious expedition

「彼のケガは我々の脱出を妨げていた。ケガ人を置き去りにしていくしかなかった。私は自分の無力さを感じた。」

(非情なメッセージ)

 

TRPGローグライクアドベンチャー

 

eshop/1680円 steam/1480円

75点/100点

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あちらを立てればこちらが立たず

このゲームは無数の「選択」から成り立っています

そしてそのほとんどはリターンに見合ったリスクを抱えています

 

村で休息すると好感度が下がり、村人の監視隊に襲われる

洞窟を通ればショートカットできるが、運が悪いと死ぬ

塔を登るとお宝があるが、運悪く落ちると死ぬ

etc…

(神殿に黄金のお宝が! でも……)
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(取るとマップが赤い疫病に染まり 毒蜘蛛が無限沸きし始めました)

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何かを得たければ何かを捧げる必要がある

この思想が今作の至るところに染み込んでいます

 

未開の地は優しくない

食料や武器を持ち込み、お宝を持って帰りたい……

が食料はすぐに尽き、戦闘で受けた傷は膿み始め、共食いが始まります

怖いですね

 

というのは最高難易度の話なので難易度を下げれば遊べるバランスになります

このとき単にヌルくなるのではなく一定の緊張感は残るため

自分の好きなバランスで楽しく遊ぶことができます

 

easy(慎重に進めれば後半は無双できる)

normal(常に慎重さを求められる)

hard(地獄)

どれもそれぞれの良さがあります

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これらに付随して択の広さを強く感じました

あなたは洞窟に松明を持ち込んでもいいし 洞窟が得意なキャラを揃えてもいいし 通らなくてもいいです

(右の街に行きたいんですが…… 危険を犯して左を確認してから進むか迷います)
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コマンド式ではありますがTRPGにも似た選択肢の広がりが感じられるゲームでした

あとBGMが良い

 

 

変則的なローグライク またはRPGが遊びたい方にオススメです

 

 

(今回は文章を書くのがとても大変でした絞り出しました。 非常に地味なゲームなんですよ、でも不思議な魅力のあるゲームなんです。)